「訪問介護のヘルパーには、料理を依頼できる?」
「料理に必要な食材の買い物もお願いしたい」
「介護保険のサービスだけだと、対応できない部分がある」

結論、介護保険のヘルパーに料理を頼むことは可能ですが、対応できる「範囲」は要介護度やケアプランの内容によって異なります

そこで本記事では、ヘルパーに頼める料理サービスの対応可能範囲や料金の目安、料理に必要な買い物代行の可否について、ケースごとに詳しく解説します。

また、介護保険で対応できない範囲をカバーし、料理を含む家事や買い物、介護まで柔軟に助けてもらえる「介護保険外(自費)サービス」についてもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

介護保険では足りない料理・買い物にお困りの方へ

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「こころのライフサポート」なら、要介護認定の有無を問わず、保険外(自費)でヘルパーによる料理や食材の買い物をご依頼いただけます。

「家族の分もまとめて作ってほしい」「介護保険ではカバーできない部分の家事をお願いしたい」など、ご家庭のご要望に合わせて柔軟にご相談ください。

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ヘルパーには料理をどこまで頼める?

介護保険では、ヘルパーに「生活援助」の範囲内で料理を頼めます。料金は1回200〜660円程度(負担割合1〜3割による)で、対象は主に本人の食事に限られます

家族分や日常生活の範囲を超える料理は原則対象外ですが、嚥下食・治療食は身体介護として保険内対応が可能な場合があります。

全体像は以下の表で確認できます(表では、比較対象として後段で解説する「保険外(自費)サービス」を取り上げています)。

項目保険内(生活援助・身体介護)保険外(自費)サービス
対象者主に本人家族分も可
メニュー一般的な家庭料理希望メニュー・郷土料理・行事食も可
料金の目安200〜660円程度2,500〜5,000円程度(1時間あたり)
嚥下食対応「身体介護」の枠で対応可能な場合あり対応可
単発依頼ケアプラン変更で対応可能な場合あり対応可
依頼窓口ケアマネジャーがケアプラン内で計画各事業者へ直接問い合わせる
(ケアマネジャーや地域包括支援センターが紹介してくれるケースもあります。)

ここから、料金や依頼窓口、保険外(自費)サービスについてなど、それぞれの項目について詳しく解説していきます。

保険内で頼める料理の具体的な内容は?4つに分けて解説

介護保険内での料理は、大きく分けて以下の4つの業務を依頼できます。

  1. 料理
  2. 配膳・片付け
  3. 作り置き
  4. 嚥下食・治療食

それぞれ対応可能な範囲と料金区分(生活援助/身体介護)が決まっています。

料理

保険内サービスで依頼できる料理は「一般的な家庭料理」の範囲です。

具体的には以下のような行為が対象です。

  • ご飯を炊く
  • 味噌汁や煮物といった日常的なおかずを用意する
  • 野菜を洗って切るなどの下処理をする
  • 台所を軽く掃除する

主食・主菜・副菜をそろえた家庭の日常食が対象範囲です。

食材は利用者宅にあるものを使うのが通例で、ヘルパーが自費で食材を購入・持参することは通常ありません。つまり、本人またはご家族が事前に用意します。

高齢の方は食欲低下により低栄養になりやすいため、保険内サービスの料理では栄養バランスへの配慮が重視されます。

配膳・片付け

介護保険内の料理には、料理後の配膳や食後の片付けまでの一連の流れも含まれます。

加えて訪問介護には「見守り的援助」という区分があり、これを活用すれば本人と一緒に配膳・洗い物をする支援も可能です。

「見守り的援助」は、利用者に声かけ・見守りをしながら行う配膳・後片付けを身体介護として位置づける仕組みです。利用者の安全が確保できる状態であることが前提となります。

見守り的援助を利用するにはケアプランへの位置づけが必要なので、希望する際は担当ケアマネジャーへの相談から始めてください。

参考:老計第10号(1-6 自立生活支援・重度化防止のための見守り的援助)|厚生労働省

作り置き

ケアプランに位置付けられていれば、1回の訪問で複数日分の食事をまとめて料理する「作り置き」も依頼できます。

たとえば週2回の訪問であれば、訪問日に2〜3日分のおかずをまとめて料理し、冷蔵または冷凍保存するといった対応です。

ただし、保存日数や量は食材・料理方法に応じた適切な範囲に限られます。

長期間の大量保存を前提とした料理は対応が難しい場合が多いため、事前にサービス提供責任者やケアマネジャーへの確認が必要です。

嚥下食・治療食は「特段の専門的配慮をもって行う調理」で保険内対応が可能

嚥下障害のある方への嚥下食(きざみ食・ペースト食・ソフト食など)や、腎臓病・糖尿病などの治療食は、生活援助ではなく、身体介護区分として保険内対応が可能です。

参考:老計第10号(1-1-3 特段の専門的配慮をもって行う調理)|厚生労働省

管理栄養士との連携や、嚥下食対応の研修を受けたヘルパーが必要となるため、対応できる事業所は限定的な場合があります。

嚥下食・治療食の介助を依頼する場合は以下のように、主治医や管理栄養士、ケアマネジャー、ヘルパーが連携する必要があります。

  1. 主治医または管理栄養士から食事形態の指示を受ける
  2. ケアマネジャーに指示内容を共有する
  3. 対応可能な事業所を紹介してもらう
  4. サービス提供責任者と具体的な料理内容を打合せる

より専門的・継続的な対応が必要な場合や、対応事業所が地域で見つからない場合は、保険外(自費)サービスや介護食宅配サービスもひとつの選択肢です。

保険内でヘルパーに料理を頼む料金は?

介護保険内で料理を依頼する場合にかかる料金は、要介護度や利用頻度によって異なります。

料金は「サービス単位数 × 地域区分単価 × 自己負担割合(1〜3割)」で計算されます。

たとえば、要支援1で週2回なら月額約2,000円、要介護3で毎日なら月額約5,000〜8,000円が目安です。

要支援の方が料理を依頼する場合の料金(例)

要支援1・2の方は、市町村が主体の「介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)」を利用します。

料金は、国が示す単価を上限に市町村が独自に設定するため、地域ごとに金額が異なります。

千葉県柏市の訪問型サービスA(生活支援訪問サービス)を例にすると、以下が利用頻度別の料金目安です。

利用頻度1割負担2割負担3割負担
週1回1,025円2,049円3,073円
週2回2,047円4,093円6,140円
週2回超3,247円6,494円9,741円

参考:柏市独自の訪問型サービス(訪問型サービスA)のご案内|柏市

同じ要支援でも市区町村により単価が変わります。

利用前にお住まいの窓口や地域包括支援センター、ケアマネジャーへ確認するのがおすすめです。

要介護の方が料理を依頼する場合の料金(例)

要介護1以上の方は、介護保険内で生活援助(料理を含む)を利用できます。

単位数(サービスの点数のようなもの)は国が全国一律で定めており、利用者は所得に応じた1〜3割の負担です。

料理を含む生活援助の料金は、以下の計算式で決まります。

サービスの単位数 × 地域区分単価(1単位あたりの金額) × 自己負担割合(1〜3割)

たとえば生活援助(20分以上45分未満)は、179単位 × 10円 × 1割 = 179円になります(地域区分「その他」1単位10円の場合)。

料理を含む生活援助のサービス区分単位数1割負担2割負担3割負担
生活援助(20〜45分)179単位179円358円537円
生活援助(45分以上)220単位220円440円660円

※地域区分1単位10円で想定

地域単価は東京23区で1単位11.40円、その他地域で10円などと変動します。最終的な負担額はお住まいにより異なるため、自治体窓口またはケアマネジャーへの確認をおすすめします。

利用頻度別の料金目安(月額シミュレーション)

利用パターン別の月額目安です(1割負担・生活援助20〜45分・1単位10円想定)。

利用パターン月あたり訪問回数月額の目安
週1回4回約716円
週2回8回約1,432円
週3回12回約2,148円
週5回(平日毎日)20回約3,580円
毎日30回約5,370円

上記は生活援助のみの目安です。作り置き対応や身体介護(見守り的援助・嚥下食対応など)が加わると単価が変わります。ケアプランごとの正確な見積もりは、ケアマネジャーへご相談ください。

参考:介護報酬の算定構造|社会保障審議会 介護給付費分科会
地域区分について(第243回介護給付費分科会 令和6年12月23日)|厚生労働省
介護予防・日常生活支援総合事業のガイドラインについて(令和7年7月最終改正)|厚生労働省

ヘルパーに食材の買い物代行は頼める?

料理サービスと切り離せないのが食材の買い出しですが、本人の生活に必要な食材であれば買い物代行が可能な場合があります。

ただし、本人以外の家族分や嗜好品は原則対象外で、往復30分以内・近所のスーパー利用が一般的な範囲です。

買えるもの・買えないもの一覧

買えるもの買えないもの
日常の食材(米・野菜・肉・魚など)家族分の食材
日用品(洗剤・トイレットペーパーなど)嗜好品(酒・タバコ)
医薬品(処方薬の受け取り含む)高額商品・贈答品
本人が食べる惣菜遠方店舗でしか買えない特定商品

利用者から預かったメモと現金をもとに、ヘルパーが近所のスーパーで食材を購入し、レシートと釣り銭を渡すのが一般的な流れです。

長時間・長距離の買い物代行は難しい

以下のような買い物は、保険内サービスの利用時間の制約上、対応が難しい可能性が高いです。

  • 複数店舗を回る買い物(特売品比較など)
  • 遠方の店舗への買い出し
  • 家電量販店・百貨店などの大型店舗にて、商品選びに時間がかかる買い物
  • 本人が同行しての外出買い物

なお「買い物同行」(本人がヘルパーに付き添われて買い物に行く形式)は、本記事の「買い物代行」とは別区分(身体介護)の扱いになります。詳しくはケアマネジャーへご相談ください。

家族分やこだわり品の対応

家族分の食材や、本人以外のこだわり品(プレゼント・趣味の品など)は、保険内サービスでは原則対象外です。家族分の食材を購入したい場合は、以下の選択肢があります。

  • 家事代行サービスの利用
  • ネットスーパー・生協の宅配利用
  • 訪問介護事業所が提供する保険外(自費)サービスの利用

対応できるかどうかは事業所や状況により異なります。希望がある場合は、担当ケアマネジャー・サービス提供責任者・地域包括支援センターへご相談ください。

ヘルパーの買い物代行については、以下の記事でより詳しく解説していますので、ぜひご確認ください。

介護保険でホームヘルパーに買い物代行を依頼できるのは、本人の生活維持に必要な日用品・食料品・処方薬に限られ、移動・買い物・帰宅のすべてをサービス提供時間内に収められる範囲(おおむね自宅から30分以内の店舗)が目安です。嗜好品や家族のための買い物、遠方の店舗への買い出しなどは原則対象外となるため、介護保険外(自費)サービスを組み合わせて利用することで、より柔軟な対応が可能になります。
ヘルパーの買い物代行、どこまで頼める?介護保険の範囲や保険外サービスについても解説!

介護保険で対応できる料理サービスの判断方法一覧

「家族分の料理」「ペットの餌の準備」「庭で採れた野菜の処理」など、保険内対応の可否は原則「本人の日常生活援助に該当するか」で決まります。

以下の一覧表で一般的な判断軸をまとめました。

依頼内容保険内対応判断軸
本人一人分の日常食料理生活援助の中核
同居家族分の同時料理× 原則不可本人援助を超える範囲
別居家族が帰省時の食事× 不可本人援助に該当しない
一人分の作り置き(数日分) 可(ケアプラン記載時)適切な保存範囲内
おせち・郷土料理の本格料理× 原則不可日常生活の範囲を超える
嚥下食・治療食 可(身体介護枠)老計第10号1-1-3に該当
庭で採れた野菜の下処理 場合による本人の食用であれば可の場合あり
ペットの餌の準備× 不可本人援助に該当しない
食事介助(口まで運ぶ)別区分の身体介護
食材の面取りなど手の込んだ工程× 原則不可日常の範囲を超える
弁当・惣菜の温め直しと配膳のみ生活援助の範囲内
食器の洗い物生活援助の中核
冷蔵庫の中身整理・古い食品の廃棄 場合による生活援助の一環として可能な場合あり

=原則可/×=原則不可/=状況・アセスメント次第

上記は「本人の日常生活援助に該当するか」を基準とした判断の例です。

個別の判断に迷う内容は、ケアマネジャーまたはサービス提供責任者へ確認しましょう。

参考:指定訪問介護事業所の事業運営の取扱等について(平成12年11月16日 老振第76号)|厚生省老人保健福祉局振興課長通知

介護保険外(自費)での料理の提供範囲|家族分の料理や買い物もOK

家族分の食事・日常生活の範囲を超える特別な食事の準備・食材の買い出しなど、介護保険では対応が難しいことは、保険外(自費)サービスで補える可能性があります。

介護保険外(自費)サービスでは、以下のような柔軟な対応が可能です。

  • 家族分・複数人分の料理や作り置き
  • 単発・スポット依頼
  • 食事のこだわりや習慣の引き継ぎ
  • 他人の料理に慣れるための段階的なアプローチ

なお、介護保険外(自費)サービスで頼めるのは料理だけではありません。要介護認定を受けていない段階から利用できるサービスの全体像は、以下の記事でご確認ください。

介護認定なしでも受けられる民間・公的サービスの種類や費用、活用例を解説します。「親の生活や体調が心配だけど、介護認定を受けていない」という場合でも、適切に自費サービスを活用することで親も自分自身も安心できる生活を実現しましょう。
介護認定なしでも受けられるサービスの種類・内容・費用相場を徹底解説!

それでは、料理に関する4つの対応をそれぞれみていきましょう。

家族分・複数人の料理

家族を含めた本人以外の分の料理は原則として介護保険の対象外です。

保険外(自費)サービスであれば本人はもちろん、ご家族やご友人など複数人分も含めて料理や作り置きに対応できます。

ただし以下の条件に該当する場合は、例外的に保険内で対応できる場合もあるため、事前にケアマネジャーや事業者に確認しておくことをおすすめします。

  • 同居家族が障害・疾病等で家事ができない場合
  • 家族が高齢で料理が困難な場合
  • 家族が就労等で不在の時間帯である場合

単発・スポット依頼(ケアプラン変更で保険内対応が可能な場合もあり)

「盆暮れだけの作り置き」「体調不良時の緊急依頼」など、単発・スポットで利用したいケースもあるでしょう。介護保険サービスと保険外(自費)サービスを活用して、以下のような対応がおすすめです。

  • ケアプランの変更で保険内対応:ケアマネジャーへ相談し、必要な回数のみケアプランに追加する方法。手続きに時間がかかる場合があり、緊急性の高い依頼には向きにくい面があります。
  • 介護保険外(自費)サービス:単発依頼に対応する事業所を利用する方法。手続きが短く、緊急性のある依頼にも、すぐに対応可能な場合があります。

介護保険外(自費)サービスでは、要介護認定やケアプランの変更などの手続きの時間がかからず、事業者に依頼すればすぐに利用できる点が大きなメリットです。

急な体調不良時や、まずは一度試してみたい場合に、介護保険の穴を埋めるという活用方法もおすすめです。

食事のこだわりや習慣の引き継ぎ

保険外(自費)サービスなら、ご本人だけがもつ食材に関するこだわりや習慣にも応じてもらえます。介護保険では日常生活に必要な援助に限られますが、保険外(自費)サービスにはその制約がないためです。

たとえば以下のような手仕事・手入れも依頼できます。

  • 梅干しを一から漬ける
  • 味噌を仕込んで熟成させる
  • ぬか床の手入れをする

ただし、事業所によっては、食中毒などの観点から禁止している可能性もありますので、問い合わせの際に確認してみることをおすすめします。

※参考:シルバー人材センターへの電話取材(2026年6月9日)

他人の料理に慣れるための段階的なアプローチ

介護を利用されるご本人が「他人の料理は口に合わない」「知らない人が家に入るのは嫌」と抵抗するケースは少なくありません。

食事はご本人にとって大きな楽しみであることも多いため、無理にサービスを継続させると、ご本人の心身の状況や親子関係の悪化につながることもあります。

そこで、介護保険外(自費)サービスを活用することで、ご本人にとっての大きな環境の変化を抑えつつ、段階的なアプローチが可能です。

例えば以下のような利用方法があります。

  1. まずは単発でお試し利用:週1回・1回のみの利用から始め、心理的な壁を下げる
  2. 本人の好みを事前に共有する:食材・味付け・食べる順序などをケアマネジャー経由、もしくは事業者・ヘルパーへ直接共有
  3. 本人も料理に参加する:本人好みの味付けを理解するとともに、本人主導で料理する形式で抵抗感を抑える
  4. 信頼できるヘルパーで固定する:交代を最小限にし、信頼関係の構築を優先する

上記でも受け入れが難しい場合は、後述で紹介する配食サービスや、家族が定期的に作り置きを届ける方法も検討できます。

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介護保険で頼める料理の範囲や頻度は、ケアプランによっても変わります。

「こころのライフサポート」なら、保険内外の組み合わせも含めて、個別のご相談に丁寧にお応えします。まずはご状況をお聞かせください。

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訪問介護の料理サービスの料金|保険内外で比較

保険内は1回200〜660円程度、保険外は1時間あたり2,500〜5,000円程度が目安です。

利用頻度と内容によって最適な組み合わせが変わります。

介護保険サービスの料金(要介護度別)

サービス内容単位数1割負担2割負担3割負担
生活援助(20〜45分)179179円358円537円
生活援助(45分〜)220220円440円660円
身体介護(20分未満)163163円326円489円
身体介護(20〜30分)244244円488円732円
身体介護(30〜60分)387387円774円1,161円

※地域区分1単位10円で想定

嚥下食対応は身体介護の30〜60分区分に該当することが多い傾向があります。

保険外(自費)サービスの料金(事業者形態別)

事業者形態料金相場(1時間)登録方法の目安
介護保険指定の訪問介護事業所の保険外(自費)サービス2,500〜4,000円利用中の事業所へ相談
民間の訪問介護事業3,000〜5,000円各社サイト・電話
家事代行サービス2,500〜4,500円会員登録・初回面談
マッチングサービス(アプリ)1,500〜3,500円アプリ登録
自治体の配食サービス1食300〜600円役所窓口・電子申請
シルバー人材センター1,100〜1,800円地域センターへ申込

料金はあくまで目安です。地域や事業者により変動します。

料理以外の生活援助・身体介護も含めた、保険外ホームヘルパーの料金相場や事業者の選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

介護保険外(自費)でホームヘルパーを依頼する場合は、介護保険の枠に縛られず、家事や見守りなどを柔軟に依頼できます。料金の相場や利用する頻度別のシミュレーション、業者の選び方を詳しく解説します。
ホームヘルパーを自費(保険外)で依頼する料金は?相場や事業者の選び方を解説

配食サービスの選択肢|介護保険外のヘルパーとの違い

「毎日ヘルパーに頼むと費用が重い」「本人の希望と嚥下食対応の両立が難しい」という場合、配食サービスや介護食宅配との組み合わせが現実的な選択肢になります。ヘルパーの訪問との違いを整理すると、ご家庭の状況に合った組み合わせが見えてきます。

項目お弁当配食(自治体等)保険外(自費)サービス(ヘルパーの訪問)介護食宅配
コスト1食300〜600円1時間2,500〜5,000円1食500〜1,200円
メニューの柔軟性選択肢は限定的自由リクエスト可選択肢は限定的
嚥下対応一部対応対応可(要相談)対応(きざみ・ペースト・ムース食など)
安否確認配達時に実施訪問時に実施配達時に一部実施
家族分対応不可
手続き自治体窓口・電子申請各事業者と直接契約各事業者と直接契約
向いている人コスト重視・栄養バランス重視柔軟なサービス利用を希望している嚥下障害・治療食が必要である

自治体運営の配食サービスは、多くの場合で配達時に安否確認を兼ねているため、一人暮らしの高齢者とご家族にとって安心材料になります。

3つを組み合わせる例:

  • 平日昼:お弁当配食(コスト抑制)+週2回:保険外(自費)サービス(家族分の作り置き)
  • 平日は介護食宅配(嚥下対応)+週末は家族が料理
  • 週2回:保険外(自費)サービス+週3回:自治体配食(安否確認兼ねる)

参考:高齢者配食サービス事業(各自治体のページを参照。例:港区・川越市など)
保険外サービスを含む多様な地域資源について利用者や家族等に情報提供する際の手引き・ポイント集|株式会社日本総合研究所(2026年3月)

ヘルパーの料理が「口に合わない」ときにご家族や本人がとるべき対策

「口に合わない」と感じたときは、①味付けを具体的に伝える → ②味覚・体調の変化を疑う → ③サービス提供責任者やケアマネジャーへ相談する → ④サービスを変更する、の4段階で進めるのがおすすめです。

好みの味付けを具体的に伝える

味付けの好みは、数値や調味料名で伝えると意図が届きやすくなります。「醤油は大さじ1まで」「砂糖は控えめに」「だしを濃いめにとってほしい」というように、具体的に伝えましょう。

ただし、ヘルパーは限られた時間で栄養バランスに配慮した料理をするため、手間がかかりすぎる要望には応じられない場合もあります。

味覚や体調の変化、調味料の制限が原因か疑う

料理そのものに問題が見当たらないときは、ご本人の味覚や体調の変化が背景にある場合があります。加齢や病気、薬の副作用で味覚が変わり、以前と同じ味付けでもおいしく感じにくくなっていることも珍しくありません。

たとえばご本人に腎臓疾患がある場合、塩分制限がかかり、あえて薄味に仕上げているケースも少なくありません。塩分のほか、疾患によっては糖分やカリウムなどの制限がかかるケースもあります。

味の変化の原因を見極めるためにも、医師や看護師へ相談しながら解決策を見つけていきましょう。

サービス提供責任者やケアマネジャーに相談する

ヘルパーに直接言いづらいときは、サービス提供責任者や担当ケアマネジャーを介して伝えれば、関係を保ちつつ改善を図れます。

たとえば「母が最近『料理が美味しくない』と言っている」とケアマネジャーへ伝えれば、サービス提供責任者を通じて具体的な指示がヘルパーへ届きます。場合によっては、担当ヘルパーを別の方に交代してもらうことも可能です。

サービスを変更する

指示や相談を重ねても改善が見られない場合は、サービス自体の見直しを検討しましょう。具体的には、訪問介護事業所の変更や保険外(自費)サービスの併用といった切り替え方があります。

ケアマネジャーに相談すれば、地域内にあるサービスも紹介してもらえるため、まずは一度話してみるのがおすすめです。

まとめ

介護保険のヘルパーには料理を頼めますが、対象は主に本人の日常食で、範囲には老計第10号による明確なルールがあります。保険内で対応しきれない領域には、保険外(自費)サービスが選択肢になる場合があります。

大切なのは「保険内か保険外(自費)か」の二択ではなく、ご本人とご家族の暮らし方に合わせた組み合わせを見つけることです。

  • 平日昼はヘルパー、夜と週末は配食
  • 月2回は保険外(自費)サービスを利用して作り置きをしてもらう
  • 嚥下食は身体介護対応の保険外(自費)サービスに依頼、日常食は介護保険内

このような組み合わせの最適解は、ご家族ごとに異なります。ケアマネジャーと具体的なプランを相談することで、無理なく続けられる支援が見つかります。

「保険内では物足りない」「家族の食卓ごと支えてほしい」と感じる方は、こころのライフサポートにご相談ください。介護保険外(自費)サービスとして料理や身体介助、買い物代行など幅広く対応しています。

  • 希望メニュー・郷土料理・行事食への対応
  • 家族分の料理
  • 配食との組み合わせ
  • 単発・スポット依頼
  • 嚥下食・治療食への対応(事前相談)

このようなご相談も、お気軽にお問い合わせください。

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「こころのライフサポート」では、介護や日常生活から”諦め”をなくすをテーマに、お客様一人ひとりの状況に寄り添いながら、真心を込めて丁寧にご対応します。

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よくある質問
ヘルパーに料理は頼めますか?(訪問介護で料理はできますか?)
介護保険内では原則生活援助の区分で、料理・配膳・片付けをヘルパーに依頼できます。

対象は本人の分の日常食です。

嚥下食・治療食は身体介護の「特段の専門的配慮をもって行う調理」として保険内対応が可能な場合があります。
ヘルパーの料理が「口に合わない」と感じたらどう対応する?
以下のように、段階的に対応するのがおすすめです。

1. 味付けを具体的に伝える(「醤油は大さじ1」「だしを濃いめに」など)
2. 本人の味覚変化・持病の食事制限(塩分・糖分など)が原因か確認する
3. 直接言いにくい場合はサービス提供責任者・ケアマネジャー経由で相談する
4. 改善が難しい場合はヘルパー交代または事業所変更を検討する
料理に必要な食材の買い物で、家族分もお願いできますか?
原則できません。

介護保険のサービスは利用者本人の生活支援を目的としているためです。

家族分の食材購入を希望する場合は、家事代行や保険外(自費)サービスの利用がおすすめです。
ヘルパーが同行できない買い物は?(料理の食材を一緒に選びたい場合)
以下は介護保険において、ヘルパーの同行が難しい場合があります。

・複数店舗を回る買い物
・遠方店舗への買い出し
・家電量販店・百貨店などでの、商品選びに時間がかかる買い物
・家族分・贈答品などの購入

介護保険において「本人の意向を確認しながら食材を選ぶ」というような買い物同行を希望する場合は、身体介護の区分になる可能性があります。

詳しくはケアマネジャーへご相談ください。
単発で食事の作り置きだけ頼めますか?
保険外(自費)サービスでは、一般的に依頼できます。介護保険内であれば、ケアプランに追加する必要があります。

保険内で対応:ケアマネジャーへ相談してケアプランに追加する方法。手続きに時間がかかるため、緊急依頼には向きにくい傾向があります。
保険外(自費)で対応:単発依頼に対応する事業所を利用する方法。手続きが短く、緊急性のある依頼にも柔軟に対応可能な場合があります。

好きなタイミングで柔軟に対応したい場合は、保険外(自費)サービスの利用がおすすめです。
要支援1でもヘルパーに料理を頼めますか?
依頼できる場合が多い傾向にあります。

ただし介護予防給付の訪問介護ではなく、市町村主体の「介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)」を利用する形になります。

総合事業は市町村ごとに単価・利用回数・対応可能な事業所が異なるため、詳細はお住まいの地域包括支援センターへご相談ください。